番外。その5。
龍福義友『日記の思考 -日本中世思考史への序章』(平凡社選書162、1995年)
カバーがないので背表紙をば。
学部生のときに本書を読んで、古記録読みの沼にハマった感がある。
そういえば本書は版切のまま、ライブラリーになってない。もったいない一冊。
師匠と研究室で飲んでいたときにこの本の話になって「石井先生は、龍福さんのことをとても頭の良い人だと仰られていた」と聞いた覚えが。
本書のような研究をしてみたいと思って幾年月。またぎ越せない無能な河よ。
本を読み、書く人生だから、本を紹介するのは、自分史に等しいな。