史料

「京都土産」

一、蕎麦 武者小路丁子屋之忠義蕎麦并椹木町之狸庵、又は新町通中長者町之井筒屋杯ハ精製之由なれとも、蕎麦色黒く汁薄く味よろしからず。下谷之無極庵、蓮玉庵ハ姑く置き平常之二八蕎麦二も劣れり。唯姉小路御幸町西へ入養祐堂製蕎麦粉ハ信州より取寄、醤油…

神保町

公費支出の〆が月末に迫ったので、史料を購いに神保町へ参る。Y木書店古書部にて、看聞日記の別冊と尊経閣の影印の公秀公記を落手。 編集部はともかく古書部でも面が割れてた。何故だ。それから久々にクラインブルーに寄って一服。かれこれ20年を越すお付き…

口宣案

購した史料が到来。江戸期の宿紙なり。 霊元天皇のものか。

編纂所

午後に本郷に参る。修補室にて修理中のM尾の史料を覧る。 詳しい話は書けないものの、89号からの1巻について様々知見が得られた。慶賀々々。

大永売券

東京古典会に出展されていた売券が到来。 ユニオンカタログには登録なし。追々調べてみよう。

古典籍展観大入札会

打ち合わせの合間に、古書会館に参る。 東京古典会の入札会なり。後醍醐の綸旨が2通、公賢の書状、花園院宸記の写本などがあり。 新出文書も有りと云々。会館に参ると、S山さんがいたり、Kさんが筆耕していたりご同業の方がちらほらと。 公賢のは中院一品記…

『京都順覧記』

職場から転送してもらい、到来。3冊が合本されたものなり。 早速、秋の学舎の講座で使い、次年度本格的に使おう。

書籍購入

日本の古本屋で『古文書研究』50号を購う。よくよく覧れば近所の古本屋。蒐品目録も到来。拝見すると天正の東相房の口宣あり。書店で聞くと売却済みと云々。 とはいえ、こういうのが市場に流れているのかと驚き。 その他、ヤフオクでは『阿蘇神社祭祀の研究…

『玉葉』元暦二年二月十三日条

丁卯、早旦帰来、入夜富小路方騒動出来、尋問之処、川原有引剥者、即搦取之間、打殺了云々、入夜有他行事〈密〉、今日、蔵人宮内権少輔親経問送松尾社穢気之間事〈注折紙送之、頓病之間、自路帰宅云々〉、折紙状云、松尾社旅所宝殿下、去年死人出来、不取棄…

宇治堀家

出版も来月末と決まっており、いよいよ佳境なり。 花押・印章一覧のチェックが20日戻しだったので、写真データと校合し赤入れ。 気になった点をとりまとめてY書店のS田さんに連絡す。深更に及ぶ。

宇治堀家文書

解題のゲラの修正と、編年目録の作成。深更に及ぶ。

宇治堀家文書

解題ゲラの返却日なり。本郷に参る前に某駅にてもちやさんからゲラ受領。 職場で自分の担当分の赤入れを転記し、秉燭前に書店へ連絡したところ、確認事項もあったので項目を今日送付したと云々。 解説が遅くなってもよいとのことで、届くのを待つべし。

鏡の会

深更より鏡の会あり。 養和元年閏2月12日条。S木さんの担当なり。 なぜこの日付で伊予河野の記事があるのか議論す。 関連論文を見つけたものの不審。補論だけ公開されていたので、本論を後日調べるべし。

宇治堀

午前は3校の読み合わせ。zoomにて行う。 本文の確認の他、鼇頭のポリシーについてと、付きものの分担なり。 午後もあれども、会議の為退出す。

東文書研究会

鏡の会で相談した史料翻刻用のブログを非公開で作成。 また影写本のリスト化。対象は約400点なり。年内に200通ほど活字化して刊行を目指す。S田さんには相談済みなり。

玉葉

治承五年閏二月六日天晴、此日、於院殿上、被僉議関東乱逆之事云々、余依所労不参、摂政雖参、不候座、居閑所云々、左大臣已下、公卿十人参候云々、前大将宗盛卿奏院云、故入道所行等、雖有不叶愚意之事等、不能諫争、只守彼命、所罷過也、於今者、万事偏以…

書籍購入

密林で『鎌倉 -史蹟めぐり会記録』(鎌倉文化研究会、1972年)を購入。 また、ヤフオクで『東北教科用かなづかひ全』、慶文堂さんで、工藤敬一『荘園公領制の成立と内乱』を落手。今年13冊。

宇治堀家文書

ゲラの読み合わせなり。早旦よりキャンパスに参り準備なり。 88号から。ほぼ近世の文書なり。碾茶をポリポリと食べながら史料読み。 続きは木曜。

玉葉

刑部卿頼輔朝臣来云、可下向豊後国、是彼国住人等、企謀反、追出目代了、凡依鎮西謀叛、可被遣追討使云々〈但近日、其儀停止了云々〉、若然者、当国可滅亡、取諸身、任国之外、無他計略、云賊徒、云追討使、旁以国中損亡之基也、仍国司下向、可鎮住人梟悪、…

宇治堀家文書

ゲラの読み合わせなり。今日は職場にてT田さんと合流。Hさんとはzoomにてつなぐ。 読み合わせの他、解題についての分担も談ず。

宇治堀家文書

延長戦の読み合わせ。鴫立庵に参る。 続きと解題についてなど。

宇治堀家文書

今週2回目。大磯の鴫立庵に参る。 今日は端末の他、くずし字辞典や城陽市史も持参す。 史料の読み合わせ。年末合わせには絶対ムリっぽいので、年末年始にzoomで行うか。

Y像

昼に傍輩のI神さんやT井さんと三軒茶屋で集合す。 まず須坂屋にてひと手繰り。三茶に移転してから初めて。 続いて宮ノ上に移動してM珍さんの工房に参る。甲斐善光寺のY朝像を覧る。 胎内銘については、黒田さんが角川の本で紹介していたものの、実物は初見な…

『玉葉』治承五年二月八日条

天晴、今暁、姫君祈、使大蔵大輔泰茂修泰山府君祭、今日、件所労頗宜、但温気未散、召憲基令見、申状如定成、入夜、大夫史隆職参来、日者所労、久不参云々、去五日、被定高倉院御斎会事、又被行開関事(已上上卿、中納言兼雅卿)、但不被仰解陣事、去年、東…

恒明親王立坊事書案

[題箋]「恒明親王立坊事書案<徳治二年>」[端裏書]「不出之事書案 [平]経親卿書之 徳治二年」東宮[富仁親王]践祚事、於今者尤可有其沙汰歟、正安新院[後伏見院]御脱屣之次第、就境触事、猶難○[被]散御愁欝、纔雖被行冠礼、如叙位・除目未及御前之儀、宇佐宮勅…

沙汰未練書

沙汰未練書 関東六波羅御沙汰等事也、 沙汰者、沙汰書テ、克是ヲ可切瑳琢磨也、一 訴人トハ 人ヲ訴ヲ云也、一 論人トハ 陳スル人ヲ云也、 是ヲ謂訴論人ト云也、一 本解状トハ 最初ノ訴状ナリ、又申状トモ云、一 初答状トハ 初陳状也、又初陳トモ、又支状トモ…

『続日本紀』風土記編纂

『続日本紀』巻六和銅六年(713)五月甲子、制、畿内七道諸国郡郷名着好字、其郡内所生、銀銅彩色草木禽獣魚虫等物、具録色目、及土地沃塉、山川原野名号所由、又古老相伝旧聞異事、載于史籍亦宜言上、

職場の本

S田さんからお送り頂いた大日本史料・大日本古記録などを展開。ぜんぶで100冊くらいか。1編と2編が多い。ありがたい。 しかしドコに置くか。。

史料校正

明日Y木さんへ持参するつもりなので、今日はひたすら校正。明暁に及ぶ。

Y木書店

午後から神田に参る。 氏経の2巻が刊行さるる。別件の打ち合わせもあり、Y木書店に参る。 見本誌を受け取る。珍重々々。 また別の史料集の相談や、企画などについてもK塚さんとも談ず。 当世の学生さんたち世代を考えると、結果だけを提示しても理解されず、…