日記断簡

 非番。諡法解の執筆と本屋巡回。三省堂で
 週刊朝日百科 皇室の名品 07宮内庁書陵部 書跡と考古資料
 日本の名随筆 歴史  網野善彦編
 を購入。皇室の名品には花園天皇宸記、伏見天皇宸記、玉葉などを写真で見ることができ、詫間直樹さんの「伏見宮家蔵書群の形成と貞成親王」などが読めます。
 随筆の方は佐藤進一氏「歴史認識の方法についての覚え書」や石井進氏「日本中世国家論の諸問題 その一」等々、随筆なんでしょうか?
 ちなみに網野善彦氏は「海から日本社会を見なおす」。そのままやんけー。

 諡法解関連で、光仁が広仁と書かれていたのがずっと疑問なんですが光厳や光明の母親広義門院は『普明国師行業実録』で光儀門とあり、光と広の二字に悩まされている今日この頃。