日記断簡

非番。午前中勉強をし、午後から神保町へ。GWの時に新聞やテレビで紹介された定家
直筆の『土御門院御百首』を見に玉英堂へ二階に貴重書などが置いてあり二階へ登る階段前には新聞の切り抜きが。
 二階へ行くと手間の方に前からあったように展示しており、箱にも定家様の文字で土御門院御百首が記されている。ふと見渡せば他に客は居らず店の人と二人っきり。どうせ企画展などで展示されれば見学料を取られるのだから、みんな見に来れば良いのに。
 ちなみにお値段は75,000,000円。誰か買いませんか。
 その後、先日早稲田の岸書店で見つけた群書類従本の『満済准后日記』を後輩に買ってきて貰い受渡し。早稲田では5/10から16まで早稲田大学構内で青空古本掘り出し市をやるとか。会場出品店の中に岸書店があるも五十嵐書店は無い。こ、これは痛い。

 巡回を再開して東洋史をやっている友人と共に中国書専門の「海風堂書店」へ。ここで中国語で書かれた日本史の本を発見。『日本史話 中古篇』ここでは保元の乱から織田信長の登場まで、つまりは中世史だったんですが内容は『玉葉』などの史料も引用しており、この本の客層が解らない。台湾の本だから大学でても使っているのかも知れないなと。
 更に巡回するも良い本は見つからず帰宅。
 明日は家族サービスでTDL。