学生からの相談

2年前に講義を受講した学部生から相談の連絡あり。

図書館も閉まっているので論文を持っていたらpdfのデータが欲しいと20本許のリストが到来す。

今年度の卒論生と修論生は確かに図書館が使えないし、また学部生は就活もあるので同情を禁じ得ない。しかし、何故私に?と思わなくもなく。

そもそもゼミのT先生に相談するのが筋だろうと思う。リストを見ると、今だ背骨になる史料なり、先行研究を見つけていなさそう。

こういうのをみると、師匠の指導法(ご自身で護送船団方式と名付けられていたが)ってのは、それなりに機能していたんだよな。かくいう私もそのスタイルを踏襲しているし。まぁ砂漠で針を探すのを良しとする大学だから、いいんだろうけど。

ともあれ邪険に扱うのも可哀想なので、pdfがあまりないので、後日送ることは可能なことと、研究内容についての所感を返信す。気づきを得るかどうかは本人次第か。