2008-01-01から1年間の記事一覧

『康富記』嘉吉三年四月六日条

(前略)今日後伏見院年忌御作善、於三福寺毎年被修之、三福寺之住寺被尋予云、施主ハ伏見殿也、入道親王にて御坐ある間、禅定法親王と可奉書歟之由被問之、又尊儀をは後伏見院禅定法王ト可奉書歟云々、予返答云、施主御名字事、禅定大王ト可被載歟、親王ヲ…

「光厳院置文」(『伏見宮御文書』)

伏見御領事、付大光明寺御塔頭之儀、為将来廻思慮之旨候、不混惣御領事、仙洞(崇光)御余流何様にも各別相続御管領可宜之由存候、以此趣可被申入仙洞也、敬白、 貞治二年四月八日 光ー(智) 勧修寺一位(経顕)殿 (朱書)「此一通回録以前、以正本予染筆…

『看聞日記』永享六年三月廿四日条

(前略)抑禁裏詩冊事被仰下之間進之〈啓蒙対初心詩学抄和漢一座〉、誡太子書一帖〈花園院御作、光厳院春宮之時被遊進、御学問事也〉、此両三帖進之、(後略)

『看聞日記』永享五年十月廿七日条

晴、未刻地震〈大動〉、帝釈動也、今日院御葬送、泉涌寺御幸也、(中略) 御追号事為遺勅定置、後小松院云々、(後略)

『看聞日記』永享五年閏七月十一日条

晴、惣得庵参、一献持参、有盃酌、抑山下〈室町殿近習者当所ニ在住〉、鎧・笠符銘以承泉所望申、不可叶之由雖令申、頻承泉申之間書之、笠符三〈練貫〉、伊勢・八幡已下諸神書之遣、殊畏申、後聞、自公方鎧下賜云々、

『看聞日記』永享四年五月廿四日条

晴、聞、去廿日北野社僧七八人児一両人相伴、下京辺勧請くせ舞見物、面々酔気之間、北山鹿苑寺未見之由申、帰路彼寺へ罷向、寺門ニ僧一人小便ス、児見之咲之間僧尤(抛カ)之、仍申合之間忽喧嘩及刃傷、北野法師二人死、僧一人死、自鹿苑寺北野ヘ欲押寄、室…

諸記類要抄

広橋家と柳原家の記録集積能力には脱帽。 まさに宝の山ですなぁ。

某所

如例。海外史料目録は、横文字しかないので何が何だか。

文庫

参加者は七名くらい?風邪っぴきのため、途中参加。 大竹さんとご挨拶。

「光厳上皇院宣写」(華頂要略八)

崇徳院御影堂領讃岐国北山本新庄、但馬国片野庄、遠江国勝田庄、越後国大槻庄、能登国大屋庄、粟田宮領筑前国原田、高橋宮門跡領近江国奥島庄、真如堂領柳谷督三品遺領不可有相違之由、院宣所候也、以此旨可令洩啓 上乗院宮給、仍執達如件、 建武三年十二月…

「恩賞方番文并記録所寄人注文并雑訴決断所定書」(『建武記』)

恩賞方番文 一番〈子辰申〉 東海道、東山道 吉田一位〈定房卿〉 経季朝臣〈頭宮内卿〉 良定朝臣〈中院中将〉 兼光〈土佐守〉 親光〈太田判官〉 二番〈丑巳酉〉 北陸道 民部卿〈光経卿〉 藤長〈蔵人右少弁〉 職政〈兵衛大夫判官〉 秀清〈佐渡大夫判官〉 三番…

某所

如例。はじめてきちんと大日本近世史料や復古記を閲覧。 前回の研究集会で面白いことを教えてもらえたので、そこそこ興味深く。 63CAで写真を撮ってみたけど、銀杏並木の色も綺麗に撮れているかと。

某学問領域

歴史研究者たらんと欲すると、方法論の先にあるものを求めたくなるのは道理な訳で。 どうも方法論の提示というのは、「それだけでいいの?」と、ついつい思ってしまったりします。 パッケージを売る感覚に陥りそうで。 とはいえ、それが一つの学問として成立…

誕生日

母の。言祝ぎ申す。 それと祖父の月忌が近いのでお茶も送ってみたりして。

東大寺相論

鎌倉末の本末相論に関して。ある思惑を持って調べごと。 『真福寺善本叢刊10 東大寺本末相論史料』と永村真さんの「「真言宗」と東大寺―鎌倉後期の本末相論を通して」(『中世寺院史の研究』下)。 顕密兼宗を売りにする東大寺にとって、寺院のヒエラルキー…

某所

如例。

携帯

W53CAからW63CAへ。 約16ヶ月ぶりの機種変。料金体系などが変更されてて戸惑ったけど、とりあえず、SoftBankとかと一緒になったってことね。 さて。53のカメラでは、人肌が濁ると風聞があったけど、今回は如何? 以下、ちょっと使用してみた感想。 まず。電…

新刊購入

松尾剛次『破戒と男色の仏教史』 平凡社新書441 繁田信一『殴り合う貴族たち』角川文庫15441 「殴り合う〜」は2005年に出たものの文庫化。3年で文庫化ってのは歴史系だとあまりないような気が。それだけ人気ということでしょうか。 普通の人が思い描く貴族っ…

信州

二日目。 まずは別所の北向観音で現世利益を祈願してから、上田の刀屋へ。 毎年、細くなっているような。。。。 初めて食べた時のモコモコ感が懐かしいですなぁ。池波さんのお陰で観光客も多く大変かとは思うけど、モコモコ感が無くなるのは悲しい限り。 蕎…

信州

渋滞を避けて富士五湖道路から中央道に入り、諏訪・松本を経由して143号線で上田へ。 久方ぶりのもみぢ屋の蕎麦。うまー。 そして宿泊は、青木村にある藤村ゆかりのますや旅館。これまた久方ぶり。温泉でまったり。それに町の灯りがない分、夜空がとてもきれ…

古文書群のアーカイブズ化

鎌倉遺文の情報更新についての報告は、いま立ち上げようとしている久我家のアーカイブズ化と関わり興味津々。史料の場合は、文書の追加・修正がメインとなるでしょうが、久我家の場合、所蔵者が作成者となれば、史料画像と釈文両方を利用出来る。それを強み…

公開研究会

山上にて開催。軍役にて動員。 参加者は総数で百名近くと云々。珍重々々。 ただ、スピーカーは席のある部分までしか対応せず、出入り口では聞こえず。あれ以上人数が増えていれば、ドタバタしたことでしょう。とりあえず不測の事態が起きずに良かった。 歴史…

抜刷拝受

佐藤さんより二本頂戴す。ありがたし。

某所

如例。土曜の準備など。

紙焼き整備

学研にある紙焼きの史料をどう保管するか。総てスキャンしてPDF化すると便利かも。 CanonのimageFORMULA DR-2510Cか、富士通のScanSnap S510 FI-S510あたりか。でもどっちとも40K前後。

どうでしょう

先週発売された湯飲み二種が到来。珍重々々。

一献

先輩と一献申沙汰あり。

某所

週末の研究集会準備のため。 ガラス一枚を隔てて工事が真っ最中なので、非常に煩い。耳栓をする訳にもいかないし。せめて真横の部分は早く終わってくんないかなぁ。

『実隆公記』享禄四年四月廿七日条

雨、伏見殿西御方樽二荷両種被遣帥方、常庵和尚入来、紙十帖・十牛図〈頌以下夢窓国師筆、書画絶妙物也、金沢文庫物云々〉、被進上禁裏、参内、御対面云々、於此亭一盞、能州山卧来、明日可来之由報之、

某所

有残業。明日も追加出勤と云々。