2020年の振り返り

毎年恒例となりつつある振り返り。

2020年の最初はいつもと変わらず。1月は四国のロケに行ったし。2月・3月から雲行きが怪しくなってコロナ禍の対応に追われる。

上洛の校務、調査などは延期・中止。

校務に関していえば、対面の授業が悉く延期or遠隔と相成る。教務として遠隔の設計や運営に追われる。ただ、この遠隔についていえば、通信教育課程だと新しい手段としては有効。対面か遠隔かの精査を計りつつ、21年以降はよりカリキュラムが改革できそう。夏以降に一段落ついてから上洛し次年度計画のヒアリングも実施。

レポートの書き方についての動画教材も急遽予定し撮れたのは良かった。

あと秋期に学舎で遠隔講座を設計し運用。上記の如く、新しい手段として遠隔は有効なれど、手数でいえば対面の倍以上。これを同じサラリーで外部に依頼できるかは謎なり。

また新規の大学院を開設し、領域を2つ担当する荒技がスタート。LACの科目、2つの学科専門科目、大学院が2領域と担当科目は増え続けている。

T科目は11、WS科目は5、S科目は6、卒研・卒論は2学科、院は2領域で特論2、演習4。学舎講座は4を担当。読んだレポートはS科目が100本ほど、学舎は200本、WS科目は1600本、院は100本、TR科目は300本ほどか。

学舎と併せて夏・秋でよく倒れなかったなと思う。年末に卒業生から「倒れないと気づけない人でしょ」と呆れられたが、まぁそんなところなのか。

続いて研究などの仕事。

調査でいえばM尾社の件が11月までできなかったものの、1度は実施。また巻子を1本借用し修補することに。あと東郷荘の調査もいけたので何より。

発表した仕事としては、研究報告が1本。史料集が1冊。雑誌の寄稿が1本、史料紹介が1本、教務の報告が1本。こんな中で多少なりとも形にはなった。

史料集についてはH企さんのお陰なり。

教務案件の報告書に寄せられたのは、大学というか課程の取り組みを世間に知らしめるという意味でもよかった。

他大では渋谷の講義は遠隔化。

その他では理事をしている法人の運営の他、委員となった地元自治体の図書館運営にタッチすることに。こちらは所蔵史料の相談になるか。

ということで、2020年もよく働いた。