昨日のゼミでも美術史、ましてや現代作家論を取り上げたい学生さんあり。
美術史のゼミに移るべきか傍輩と相談するものの、引き受けると云々。
人に気にせず振ればいいのにと思いつつ、自分が担当してても結局は引き受けそう。だからこそ傍輩は信に足るというべきか。飲みに行きたいといわれれば、付き合うんだろうな。
仕事なんて楽をしようとすれば、いくらでも手を抜ける。最低限のことをし、人に振り。
瞬発力だけで最低限の仕事をして悠々自適にカリスマ性だけを発揮する同僚もいるし。
ただ、それだと自分の教員としての矜持が許さないし、何より学生指導で伸びしろをどの手法で対応すればよいか見えない。少なくとも人文系では瞬発力や経験則だけでなんとかなる教育はないと思う。
まぁええ格好しいなだけで、結局は器用貧乏なだけな感もあるが。こうやって自分の頸を絞めていくんだな。
