2011-04-29 『正徹物語』22篇 史料 初心のほどは、さのみくひほり入りて案ぜずとも、颯々と安く詠みならふべきなり。いかに骨を折りたれども、位さだまりたれば、上からみればさしたる事もなきなり。いかに案じたりとも、我が位程なる歌ならでは出で来ぬ物なり。(後略)