鳥取

2日目。朝いちで、タスク処理し巡回バスで鳥取市歴史博物館に移動。
今回の主眼である「吉川経家と吉川家の名宝~吉川史料館名品展~」を覧る。
天正9年の鳥取城攻めについてがメインらしいけど、そこはほぼスルー。中世前期の史料を覧る。眼福。
吉川家什書抜粋の鎌倉幕府の文書や、藤家吉川庶流篇目にある後醍醐の綸旨や雑訴決断所牒案は、吉川の展示があったとしてもなかなかみないもの。
更に、というか主眼は吉川家本の吾妻鏡。6冊展示さるる。鎌倉をやってる身としては、胸熱。
心残りは手鑑翰墨帖の花園の書が後期展示のことくらい。ともあれ、とてもよい展示でありました。
吉川家什書抜粋などの巻子のデカさが印象的。いつの段階で成巻したんだろうか。
また、伯州馬山旧蹟之図は、戦国期の東郷庄を考えるにも良さげ。調査に行きたい。

最終便で関東に戻る。

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