貞世文書

 

 T島さんにみて頂く。

双鈎塡墨にて作られた写しであろうと云々。

料紙も近代だろうとのことなり。ルーペで特徴点な点をご指摘頂く。

双鈎塡墨の実例なんて初めてみた。

それで図録を改めて確認すると、真下雙岳(1823~1891)は、上野のみならず国内でも書家として名をはせていたと云々。

そう考えると、雙岳が双鈎塡墨の練習として作ったもので、「雙岳所蔵」と印を押したか。子どもの珂十郎(1843~1898)は、群馬県政にもかかわったと云々。そこあたりで接点があったと考えるべきか。そこまでになると真下家に調査しなければ、追いつかなそう。