陽明文庫

今日、明日と科研で史料調査なり。

午前は顕微鏡のセッティングなり。午後から撮影を行う。基本的には前久の書状なり。

料紙の分析のため、平安時代と鎌倉時代の具注暦の断簡を拝見す。眼福。至福なり。

飛行機に乗せてやるといわれて部屋に入った千代の富士宜しく、歴史の人は「●●文書を見せてあげるから、プロジェクトに入ろう」といわれるのを断れないなぁ。
自分の首を絞めるのを分かってるけど、いい史料をみたい欲望には敵わない。そんな人種。

また、今日嬉しかったのは文庫の収蔵庫に入れていただけたこと。史料の出納を行う。

一日目の調査を終えて京都駅に戻り、一献沙汰あり。喜悦。特にO上先生と古記録の話が出来たのは至福。