「しやうきう茶園等譲状案」(『西山地蔵院文書』1-16)

ゆつりわたす うゑのやまのきぬかさの事
 合
右のやま、ちぇゑんいろゝゝのしゆもく、くわうみやうゐんのあと、ひくにめうしやうの御はうにゆつりわたすところしちなり、これハた中のこはうえのしやうきうにゆつりたふうヘハ、他のさまたけあるへからす、ゆつりしやうハ、しやう中の御はうにあつけをくものなり、正月十二日の御八かうにまいねん五百文つゝさたせられ候へく候、さらにけたいあるへからす候、よてゆつりしやうくたんのことし、
 かうあんくわんねん五月廿一日  しやうきう在判