新刊

思文閣の学会DMで注文した『変容する聖地 伊勢』と『西山地蔵院文書』が到来。
特に西山地蔵院は西芳寺の隣。松尾社の神宮寺である万石寺とも隣接していたハズ。松尾社の社家の文書も幾つか収められており、おもしろい。
あったのは「相季寄進状」(1-22、3-4)、「相音屋敷畠売券」(3-13)、「相遠本物返借用状」(5-27)、「相言申状土代」(6-40)など。また栖雲庵(5-10.11)も松尾社の預所を勤め、後に地蔵院末寺とされるなど縁が深い。こうした寺院文書も併せて読まないと松屋社の社領経営も見えてないな。
このところ忙しかったので、逃避行動で史料捲り。