（封紙ウワ書）
「 大館左衛門佐
祇園社執行御房
宝寿院御返報 晴光」
芳札披見候、新春之吉慶、珍重々々、尚以不可有際限候、仍御守、牛黄（玉）、檀供御進上由候、当社御奉行飯和（飯尾堯連）へ持て罷下候由、飛脚申候、可然存候、然者、拙者不能披露候、次私へも御守、牛黄、檀供被懸御意候、則頂戴満足此事候、殊両種壹荷送給候、是又喜悦之至候、猶祝儀自是可申候、恐々謹言、
正月九日 晴光（花押）
祇園社執行御房
宝寿院（常泉カ）御返報
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この他52から56号文書も、祇園社から将軍家へ年始に守札牛王を送っていることへの返礼の書状。
