2008-05-22から1日間の記事一覧

「伏見上皇宸筆書状」(東北大学付属図書館所蔵秋田家史料 蒐集文書)

(端押紙)「伏見院 東使 (朱印)」 宮参事、猶以略儀相構、末月中過々存候也、 東使一昨日向北山候了、大夫参申候き、別今度めつらしき御面目ハ不候、只以前和談可遵行之由令申候、相構早速落居候へく候と念願候、 仍自今明道昭僧正可参懃候、尚々毎事可御…

佐藤進一『南北朝の動乱』

国家権力の被支配者集団内部への浸透と、被支配者集団の政治参加とは相関関係にある。というよりはむしろ、前者は後者をまってはじめて達成されたといったほうが適当であろう。そしてこのようなありかたこそ室町幕府体制の特質なのである。

シンポ準備

熊谷さんの「鎌倉幕府支配の展開と守護」(『日本史研究』547号 2008年)を再読。