松尾大社

寒波で新幹線が遅延ありと風聞あり。然るに早めに上洛の途につく。

思ったよりも遅くならず17分の遅延で京都到着。それからまっすぐ松尾大社へ参る。プレスリリースのためなり。担当にT内さんとI田さんと会場のセッティングと、披く巻子などの確認。正午に所長以下、編纂所の方が参る。応接室にて宮司・権宮司、T内さん、I田禰宜とご挨拶。会見の流れの再確認。

席次については話す順ということで、なぜか所長の隣に座る。

会見には読売・朝日・共同通信・京都新聞・NHK・KBS京都が参る。記者さんたちと名刺交換。

13時より会見スタート。宮司と所長の挨拶のあと、小職より松尾大社史料の説明などをし、Y田さんからデータベースの説明あり。一巡したあとは質疑で文書についてのやりとり。今回は一般の方に知ってもらうべく、神社史に関わるというよりも、頼朝・信長・家康の文書を出す。個人的には、官宣旨とか年中行事とかの方が好きなんですががが。私情を挟まず。

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会見のあとは個別の質問対応ということで、記事にしてもらうための対応。15時過ぎまで行う。恙なく終えられて良かった。応接室で最後にご挨拶し辞去。所の方々は後泊さるると云々。小職は函館に戻るためそのまま移動。帰路も何度か記者さんたちから電話確認あり。

函館の実家に戻ってからご参加下さった記者さんたちにメール送信。

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ともあれ、調査をはじめて10年くらいようやくここまでたどり着いた。T内さんをはじめ宮司様など神社の方々のご理解あってこそ。そして研究仲間の編纂所の皆さんのおかげでやりたいことが出来ている。僥倖です。

たどり着いたとはいえ、ここがスタートでもある。24年の展示のプロジェクトと、画像公開の続き、史料纂集を作る、最終的には文化財指定か。