某大

昼過ぎにキャンパスに参る。傍輩のK合先生と学舎講座の件で談義。今期の分と、夏期の分について。

春期の学舎講座の申込数の報告あり。担当分についてはほぼ開講が確定か。珍重々々。また新ネタなり。

続いて学科長と新規の大学院のシラバスについて清談。来週教授会のおりに打ち合わせをするので今週中に整えんと。

秉燭に至り、人事のS川さん、事務局のNさんと面談。次年度からの人事評価制度について。子細不能記。やった分を評価するといっても教育機関である以上、数値化出来ないところも多々あるので、粗々存念を申す。また職員側の人事評価についても言上す。風通しを良くしないと組織は続かない。毎度のことながらババを引く仕事だけど、まぁそれで美学が貫けるならまたよしか。

ただし。その後傍輩の人事の話を聞く。人を育てない、大切にしない教育機関ってなんだろう。組織としては属人的ではなく、組織として回せるようになるのが理想なんだろうけど、一人々々を育てなければ、チグハグだろう。凹む。

本来であれば気にすることでもないかも知れない。先日先輩と飲んで話をした感触を含めてだけど、母校の方たちならば、基本的には組織改革や教育開発よりも研究第一なので、あまり気にしないんだろうし。それはそれで一つの見識ではあろう。

しかし、あの人の弟子である以上、かつまた大学人としてそれだけをみるというのもね。性分的に難しかろう。

ましてやいま現在、二兎を追ってなんとか廻しているし、それを美学としている以上、簡単に割り切りは出来ないし。かくして組織改革、教育開発、研究と三兎を追うか。