上方

学内の特別研究の打ち合わせのため、大阪に参る。

新大阪はいつぶりか。また東淀川ははじめて。

JR淡路から乗り換えて大阪成蹊大学に参る。某科研の代表であり、特研のご相談にものってもらっているN瀬さんの研究室にお伺いす。

科研の進行状況と、こちら側の特別研究の進み具合について粗々清談。

続いて科研のためのインタビューとして小職の科目の取り組みなどについて粗々談義す。課題設定の仕方や、考え方などを熟々言上す。

通学部の授業であればコメントペーパーを最大限活用して自分ごとに落とし込む努力をすることと、通信であれば、課題設定などで作業を可視化させて自分ごとを意識させる取り組みについて申す。

特に課題設定については、昔はなんでもフリーな「自由に論ぜよ」が主流だったものの、昨今であればある程度の制約や方向性を与えないと自由に論じられないことを指摘す。こうした課題設定について議論というのは、傍輩でも、他大の教員ともなかなかしない。そうした意味では今回の科研や特研で相対化できるのはとてもありがたい。

また、実際話をしてみて、他者からみても小職の科目の受け持ち量や採点数が、馬鹿げている程多いということが顕然とした。そりゃそうでしょう。って話だけど。

秉燭に至り、関東下向。