史料を読むこと

史料講読のガイダンスなり古記録の輪読会については、ただひたすらに史料が読みこなせるようになって欲しいので実施しているものなり。
何人かから質問もあったけど、結局は、自分で毎日読んでいるかどうかが重要であって、ガイダンスはトリガーに過ぎない。読みたいのであれば、ガイダンスや授業だけに頼らず毎日読まないといけないけど、ガイダンスを覧ている感触は、毎日読んでいるという人は極めて少数。残念なり。
また、輪読会について、別段、教員が何を求めているかというよりも、史料の内容の情景が参加者全員で想起できるような一座建立が出来ればよいのであって、そのためには、日々の史料読みが大切なり。
自身の卒業研究なり修士論文がより実のあるものにしたいということであれば、日々、史料を読みなよ。としかいえない。そうした文化というか意識が数年かけてでも定着するといいな。