共同研究

編纂所と歴博との共同研究「近代の和紙の構成物分析にもとづく古文書の起源地追跡」の研究会に参加するため早旦より佐倉へ向かう。
代表のS谷さんの他、A野さんや、T島さん、Y田さん、G藤さんなどご挨拶し清談す。
小職の担当は、調査対象の機関についてや、期間中に何が出来るかの提案なり。
短期と長期に分けて幾つかの思案を申す。
G藤さんからは、『歴史研究と〈総合資料学〉』『〈総合資料学〉の挑戦』を拝受す。
終わりて佐倉駅近くにて一献沙汰あり。KさんやA野さんたちと談義。愉しい。
伏見伊東家文書のイレギュラーと感じた資料について、O関さんやA野さんに意見を頂戴す。近世の人たちでもやはりイレギュラーの様子。但し、近世・近代の調査整理ではイレギュラーのものが出てきて当たり前のようなところがあると云々。確かに様式論が成り立たないもんなと得心す。
久々に生チンとした研究の話が出来て、精神的に生き返った。これで当分やっていける。