実践女子大香雪記念資料館

「記録された日本美術史」を覧るため、実践へ。
展示パネルにあった「三者の調査ノートは、情報を容易に撮影、複写することが出来なかった時代に、「 目で見たものを手で写し取る 」行為がどれほど研究者の目をとぎすませ、手を鍛えていたかを伝えてくれる。その速さと正確さ、膨大な量は圧倒的だ」は確かに。
近頃は撮影をして、端末を持ち込む調査が多いけど、美術史のみならず、文献でも調査の基本はノートと鉛筆。調査、考察→アウトプットで、論文化されるわけだけど、碩学の研究を可視化するってのは面白いな。
山本信哉とか、古事類苑を編纂した先生方の調査ノートを展示する企画とか、どこかでやってくれないものか。