雑感

卒研などの所充に関しては、本人の希望とはそぐわないことも多いよう。悩ましい問題。
希望制であれば科長に全員行くでしょう。というお話もあったけど。残念ながら、そうも行かない。また別の先生のやったら点数が高かったんじゃ?っていうこともあったけどそれは妄想。
分科会で傍輩の教員が、大学は答えのない問いを考える場所というご発言があった。至言。ド直球な同分野でなければ、論理性や実証性を判断して採点しているだけ。それでもそれを判断するよう大学院で研究を通じて訓練しているし、経験則も相まって、それなりには齟齬はないハズだけど。
但し当然のことながら、100パーではない。教員の意見は正しくないかも知れない、と思って考察するのが大学の学び。
森センセがよく仰られていた、大学に入ったら教員のいうことなんか信用したらあかんねん。というのが、昨今は薄れているような気もする。
ひねくれていった一句を真に受けられる怖さがあるので気をつけているようにしているけど(ついついいいたくなるけどw)、表面上だけの答えじゃなくて、行間にある意ってのも考えて欲しいと思ったりしますが、当世は無理なんかなぁ。ともあれ続きは、敢て記すに能わず。