某大

幸手宿にて八坂さんの祭のフィールドワーク。素晴らしい程の晴天。暑い。さすが埼玉。
炎天下の中、2班に別れて、仲町、荒宿、久喜町、東町の方々にご協力いただきお話を伺う。
八坂(幸手宿では幸宮神社)さんの山車・祭囃子について調査す。
昨日の授業で項目調査の内容についてはレクチャーされており、また、学生が社会経験豊富のためか、話者から情報をうまく聞き出せて、想定以上に成果がでたと思う。
個人的には幸手市史の夏祭りの項を事前学習で読んで貰えば更に引き出す情報が増えたのではないかと。まぁ欲を出せばきりがないけど。
また、思っていたより若い人たちの参加が多い。都市祭礼では若衆の高齢化が進んでいると聞いたんだけどと、学生さんたちがおとなに聞き取りをしている途中、教育委員会の方にお話を伺う。仲町では参加者の1割くらいしか地元民はおらず、他の若い人たちはよそからの参加と云々。元々(の三町の場合は)日光街道の大店が軒を連ね、スポンサーとなり、若い職人などが祭の実行者となっていたのが祭の発祥と云々。そうした流れ(お店や銀行などが多い)から現在、町内は40戸くらいしかいなく、炎天下で作業する祭りには若い世代は欠かせないので、よそから集まってもらっていると云々。山車を観ているとお囃子は若い人がしているのが多い。そうした若い層が文化を継承するあり方も調べてみると面白いんだろうなぁと思ったり。
授業サポート後は、キャンパスに戻り後片付けと事務仕事。キーボードを打つ手も焼けてるわぁ。