田調局

 後輩からメールがあり、一集に異動になったと云々。これで千束班で昔を知るものはいなくなった。
 今年、郵政も完全民営化されて、時代も変わってるんでしょうが、自分の知っている身近な所でも変わりまくってるんですな。
 近頃では、やっと小泉改革の本丸としての郵政民営化って、本当に本丸だったの?という疑問が表面に出ているようですが。何を今更。前からいわれてても、みんな見向きもしなかっただけやん。
 きっと民営化された郵政会社は更に太り肥えるでしょう。そして民業圧迫と唱えて郵政を非難していた銀行や生保が更に圧迫されること間違いなし。だいたい国鉄と違って赤字補填されずに、郵便業務だってやっていたんだから。
 そりゃ駅前の一等地を確保し、元国営の看板を持って、資産がウン兆円あれば、よほどの失策をしない限り負け組には転じないだろうなぁ。
 ただ、経営的には良いことずくめだろうけど、元郵便屋としては、腕の良い職員が連綿と繋いで築き上げた地元の情報が、バイトさん達に取って代わられるために崩壊し、ヤマト便と同程度のレベルになるというのは悲しい限り。それが一番の売りだと思うんですがね。