久我家文書

 現在のデジタルライブラリーは、解説と目録があるものの、目録は準備中(ずっと)。
 解説は、小川信先生の論文をそのまま表示。
 文書自体は各サムネイルがあり、クリックすると拡大画像が表示され、下部には釈文が画像で出る。
 たったこれしかコンテンツがなかったら、原文書を所蔵している大学として恥ずかしくないか?

 ・全文検索が出来るようする。
 ・改めて久我家文書を撮影する(→史料編纂所に依頼)→デジタル化
 は、最低限すべき。
 そして、画像の提示とともに、そのまま釈文が表示されると面白い。例えば生島足島神社文書のhttp://museum.umic.jp/ikushima/のような形式で。これだとFlashで作成している。当面はFlash全盛期なんでしょうし。
 あと、htmlとしての相互リンクによる、文書群の分かりやすい表示が可能だろう。
 なぜ、この文書が久我家に残ったかというのを有効的表示するにはハイパーリンクは非常に便利だし。
 それに文書を有する公的機関として、更新記録を載せていけば、プライオリティも守れるはず。
 文書集積の基点として久我長通をおき、研究し直せば、文書群としての久我家文書研究が進むと思う。また原文書を有している博物館・大学・文書館に対する文書公開のモデルケースが提示出来るだろう。
 その他の利点としては、釈文などの訂正などが印刷物より容易。出版費用がかからないため安価ですむ。

 但し難点も。それは釈文の作成やFlashの作成に時間が必要なため、目に見える形での成果物がすぐに提示出来ないこと。それを分かってもらえるクライアントさん相手だったら仕事をしてみたいかも。