一昨日松尾国祭也、於東寺西辺神幸時、駕輿丁神人等及喧嘩、数十人手負死人在之、仍神輿或射立矢、血気穢神輿総而六基也、悉奉振棄路次田頭云々、言語道断事也、然間今日奉行飯尾肥後入道〈永蘒〉、同加賀入道〈真妙〉、斉藤上野介〈照基〉等、検使参向、奉…

丁卯、早旦帰来、入夜富小路方騒動出来、尋問之処、川原有引剥者、即搦取之間、打殺了云々、入夜有他行事、今日、蔵人宮内権少輔親経問送松尾社穢気之間事〈注折紙送之、頓病之間、自路帰宅云々〉、 折紙状云、 松尾社旅所宝殿下、去年死人出来、不取棄之間…

慶応二年四月七日 仰詞 孟夏祭祀始終於承和御代被行、徃々中古廃絶、経数百星霜焉、其再興也、 歴朝有叡念久矣、抑治平御宇、猶有此挙、况方今夷狄来舶、人心不和、皇国安危、被悩聖恩之秋也、不祈神明、何有治国安民之衛乎、於是再興廃祀修飾故典、捧持宣命…

廿一口方評定引付 嘉吉三年四月二十四日 一、性観先日松尾祭礼之時、依酒酔、西七条之路酔伏之間、余傍題形儀不可然也、仍可有突鼻之旨、御沙汰了、然而種々歎申、此由披露之処、不可叶云々、 - 酔っ払いはいまの昔も変わらない。

早旦より準備し洛西へ。まずは松尾社へ参詣。船渡御用の船を運ぶところが見られ眼福。 それから阪急の駅へ戻り集合。学生は12名の参加。教材用に作った小冊子を配布して説明しつつ、松尾社へ再度参る。本社での神のお移りの儀式や、拝殿廻りを見てから月読社…