2010-06-03から1日間の記事一覧

雑感

研究者は象牙の塔に籠もり、市民と隔絶して生きていくべきか。はたまた一般市民との風通しをよくするべきか。 歴史ってのは、ある種の身近さはあるものの、専門的な領域は敬遠されがち。 そうした中で、「歴史学」を生き延びさせるにはどうしたら良いのか。…

某大

学生さんに配布用のてびき作成。 指示書も併せて完成。 明日は自分の授業の準備。

古文書学入門より

佐藤さんの。補注三。 早川庄八『宣旨試論』(岩波書店)は、宣旨の発生が八世紀を遡ること、八−十世紀の宣旨が、受命者の作成する官庁内部の受命記録にとどまり、外部に発令される文書としての宣旨があらわれるのは十一世紀後半を下ること等を明らかにし、…

『小右記』長和元年四月一・二日条

寛弘九年夏長和元四月《行賀茂祭事上卿入月可着吉服事》一日、戊戌、資平云、昨日故院御念仏也、左右内三相国及諸卿参入、 按察納言送書云、今日平座旬若可有哉否、先例如何者、答諒闇間無例之由、 縁行賀茂祭事、自今日可着吉、而依坎日昨初着吉服、 二日、…

小右記の準備

調べごとをしに大学へ。長和元年四月一・二日条。 宣旨の話といえば、やはり早川庄八さん。

某所

如例。 仕事も色々。今後どうなることやら。林先生から「花押の筆跡研究の可能性」(vol76 no2)、末柄さんから「畠山義統と三条西実隆・公条親子−紙背文書から探る−」(『加能史料研究』22号)を拝受。ありがたし。勉強致します。