遅れるに遅れていた、某大系の原稿をようやくまとめて明暁送付す。
2年越しの原稿債務なり。
他の執筆者の校閲があるものの、基本的は前から読んでいるのでなんとも。
あとは、8月末の原稿が1本。
ぐるっと遺蹟近くを廻ってから集合場所へ。午前はオプションの遺蹟見学。
ここで15名許の参加。吉野ヶ里は初見なり。考古マニアの学生さんがいたのでほぼお任せ。
続いて佐賀に移動す。佐世保線が本日より開通したので、本来の目的地である有田にいく可能性を考えたものの全員と連絡が付くわけではないので諦め。
佐賀城の県立博物館に参る。佐賀城は師匠と古文書学会で熊本にいったおり龍造寺の史料を閲覧した以来か。
午後からは25名許の参加なり。初参加は3名ほど。県立博物館をみたあとは、隣の城の博物館をみる。幾つか仕事で使えそうな図録をピックアップ。
それから駅に戻る途中は、佐賀の水の郷について話をす。
秉燭に至り懇親会あり。卒業研究の相談などもあり。続く二次会も平穏無事。
然而、歴史遺産に再入学した学生さんから、関西での歴史遺産の学生さんの私評を聞く。
更に三次会に連れられ、当節、世間を賑わしている本学の話について熟々承る。ひたすら、めんどくさい。学生さん、卒業生さんの思いは分かるけど、抑も教員とは、個人商店で、大学は廉売のようなもの。あくまで自分の成果物を売ることを考えるので、さほど帰属心は持たない。なのでなかなか、かみ合わないよね。